新卒で入った会社を辞めてしまう前に

 入社してみて、「入社前に描いていた自分の働き方と違う」、「上司や同僚などの人間関係がいやだ」、「現在の仕事内容にやりがいを感じない」など理想と現実に大きなギャップを抱えてしまった人は少なくないと思います。そこから早急に退職、転職、求人を探す為に動き出す前に、ちょっと立ち止まって考える時間が必要だと私は思います。

 

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 会社で働くということは、規模や社風に多少の差はあれども、基本的にはどこの会社でも同じだと思うのです。労働力の担い手として雇われ、毎月の給料と引き換えに時間やエネルギーを提供しているのが仕事という考え方があります。この構造は「従業員」という括りで働く上では避けようがない現実です。会社員だけでなく、公僕とも呼ばれる公務員も広義では同じことです。

 

 もっともいわゆる「ブラック企業」で、会社側が労働基本法等のルールを守らない場合や、自身の健康に著しい悪影響をあって本当に辛い場合は、早急に辞めるのが正解です。ただし、その問題自体の解決が会社を辞めることによって図れるのかどうか、という点は常に計算しておかなければならないと思います。

 

 特に日本の会社の場合、部課内ではチームというより、家族的立場が何となく割り当てられていることがあります。中途で入ってくるということは、年はお兄さんより上だが子供、のように始めは何となくしっくりこない事があります。慣れてくるまで、組織の中の自分の立ち位置に戸惑う時期があるかもしれません。

 

 新卒正社員で会社に入っているということは、生まれた時から大事にしてもらっている立場、いう点はそこで生まれた子にはわかりづらいが、養子になってみるとよくわかるのである。どうかその点を辞める前にもう一度だけ考えてみるのが大切です。